6.28.2011

megropress meets Melbourne -Idlewild Press 1

MMoPのMichael氏の活動に敬意を表し、新たなミュージアムのオープンを願った翌日、
もうひとり、Melbourneで会いたい人がいました。
Idlewild PressのCarolyn Fraserさんという方です。

Melbourneの北、Fitzroyという街、
"The Compound Interest Centre for the Applied Arts"という
興味深い場所があります。そこを訪ねました。


CICAAの建物
The entrance of CICAA

10組ほどの様々なアーティストが大きな空間をシェアするかたちで活動しているほか、
エントランスホールは、現代アートのギャラリーにもなっています。
彼女のスタジオは、2度の引っ越しを経て、今はこの建物の中にありました。
(つづく。)

After said good bye and wished a good luck for MMoP, I had another appointment in Melbourne. It was of Carolyn Fraser, Idlewild Press, a.k.a. girlprinter. I've been really wanted to see her!
I visited her studio recently moved to "The Compound Interest Centre for the Applied Arts" in Fitzroy, the Northern part of the city of Melbourne.

the gallery space, open to the public,

エントランス部分は一般の人も入れるギャラリーになっている

one of the shared studio space, under the constructions.
スタジオエリアは仕切りができたり取られたり、常に進化中。

6.24.2011

megropress meets Melbourne -MMoP 4

この記事にあったたくさんの引き出しは、Ludlowという活字鋳造機向けの
母型が入った引き出しでした。
Ludlowはひとつひとつの活字を作るのではなく、一行分を
まとめてひとかたまりの活字群としてつくること(line casting)ができる鋳造機。
ラインキャスティングできるLudlowやLinotype向けの専用の母型のことを、
matrix、matsと呼ぶみたいです。
このmatsを一行分、ステッキに組み込み、機械に入れて鉛をビュッと注入すると、
slugと呼ばれる活字のかたまりができる。
周りのバリを取って、使います。

Various kinds of fonts and sizes for Ludlow.
引き出しはフォントごと、サイズごとに分けられている。Ludlowはけっこう大きなサイズでも鋳造できるそう。
サイドに立ったときに見やすいよう斜めになっていて、トップにもケースを置いて作業することができる。
The mats in a specialized Ludlow composing stick. Ready to cast.
専用の機材で真鍮の母型を組みつけたもの。イタリックには金属片をプラス。これを機械にいれます。

Michael operates Ludlow machine with melted lead pot in the back of the machine.
溶けた鉛が上部レバーの下あたりでぐつぐついっています。
The Slug, the cast line-type.
できあがった「スラッグ」。一行分をまとめて鋳造した活字のかたまり。

できあがったslugは、普通の活字同様に組みつけ印刷できます。
印刷してみたのがこのページの一番上の写真です。使い終わったらまた
機械に付いている鉛溶かしポットにいれれば素材としてリユースできる。
どうやってこの機械が使われるかは、下のムービーがわかりやすいです。

This is the drawers for matrix (mats) of Ludlow.
Ludlow is the machine which can line-casting instead of making each lead type one by one.
To make slugs, compose mats on the specialized composing stick and put it into the machine, then melted lead pumped into the mats.The slugs are ready for print with setting, and you can reuse the slugs by putting them into the lead pot to melt after printing.
I printed this using the slug that I made at MMoP.
This movie is good to know learn how the machine works.



6.21.2011

megropress meets Melbourne -MMoP 3

活版の機材の引っ越しは重くて大変。
MMoPでは、2度目の引っ越しのため大がかりな引っ越しが行われていた。
余裕で住めそうな家みたいなカーゴ。これがあと11台来るんだ、といっていた...。

11 more this big cargo will be coming!
日本ではめったに見られない大きさのトラック。
lots of lots of stuff to carry in.
このトラックはたくさんの活字ケースが積み込まれていました。
carry in and replacing of the drawers of the mats for Ludlow.
Ludlowという活字鋳造機向けの母型が入れられた引き出し。

2階建ての広い建物内にだんだんと増えていく印刷関連の機械や道具。
まだ脈絡がないので、想像が付かないけれど、これらがきれいに展示されたら、
かなりの見応えだと思う。
この引っ越し作業が、無事に終わることを祈ります。

6.20.2011

megropress meets Melbourne -MMoP 2

やはり、事情があった。前の記事からつづく)
もともとMMoPは、この世界に誇るべき印刷技術に関するアーカイブを展示するだけでなく、
印刷技術の体験やレクチャー、経験者はスタジオの機材をレンタルユースできたり、
小中学校やデザインスクールの授業の場となるなど様々な形で活用されていた。
MichaelがやっていたAustralian Type Companyという
活字会社を引き継いでミュージアムになった経緯があり、オーストラリアで唯一
活字を鋳造することができ、今も販売している。
しかし、深刻な資金難に陥っていた。

棚の上に置かれていた2009年のイベントのポスター
The poster printed for the fund raising event in 2009.
"SAVE MMOP"ポスターの組版
The typesetting for the poster "SAVE MMOP"

2009年、このミュージアムを救おうと、若いデザイナー達が立ち上がり、
ファンドレイジングイベントが施された。
各メディアでこの取り組みが話題となり、イベント当日は大盛況。
メジャーなデザイナーが、ここで印刷したプリントを限定販売したりもして、
AUS$20,000(約¥170万)を調達したそう。
その時のイベントの様子はこちらに写真があがっている。
私が見たもう一つのサイトというのは、この一環で立ち上げられたサイトだったみたい。

若い力でうまく復活を遂げるかのようにみえたけれど、
結果として彼らとオーナーとの意見が合わなくなって、この取り組みは長くは続かなかったよう。
Michaelから少し聞いた感じだと、彼らは、レタープレスで気軽に作品を刷れるような場所にしたがった、
でも、Michaelは、印刷のはじまりから現代の印刷技術までを網羅した
完璧な印刷博物館を作りたかったのだ、と。

わかる。でも、私はやっぱり、もったいない、と思ってしまった。
若い人の力を借りれば、より多くの人に知ってもらえただろうし、
資金繰りも解決したかもしれない、と。
でも、Michaelの夢について直接思いを聞き、頑固さと共に、その情熱にも感服した。
だから今は、この新しいミュージアムが無事整い、また多くの人を
迎え入れるようになることを願うばかりだ。

(追記:その後、2012年に入り、新しい場所にてニューオープンを果たしたようです。
それに伴いwebサイトもリニューアルされましたので、URLをupdateしています。)

ショールームになる予定の場所。まだオープンまでの道のりは遠そう。
Will be turn into the showroom. Still far from ready to open.

このミュージアムの引っ越し、実は今回が2度目。
活版道具の引っ越しは、ただごとではない。
megropressの引っ越しだって大変だったのに!比較にならないけれど。
しかも、今回彼はいくつかの場所にこれまで散在していた彼の収集物を、
すべてこの場所に集めるつもりだそうで、
めまいがしそうなほど大規模な引っ越し作業が展開されていた。

引っ越しの様子、その作業のなか体験させてもらった
Ludlowという鋳造機、そと母型のことなどは、また次の機会に。

It was not true.  (continued from the previous post)
I met Michael, the owner and had almost one day together, then I understood what's going on and his passion.
The Museum has been struggling to keep afloat and lacks any financial support from the government.
In 2009, the found raising event was held for saving the Museum by the young volunteered people.
The event was so successful and it is said they raised about AUD$20,000. Click here to see the nice photos of the event.
I realized the another web site that I found formed a part of that campaign.

But, the partnership didn't last very long, because of the conflict of the thoughts.
I've heard very roughly that Michael wants to make the Museum as a complete printing museum with educational function, the young people wants the Museum to be an open place to print with great old equipment.
I understand both of them...but it might be difficult to find a compromise plan.

Now, Michael runs the Museum by himself with a few volunteer staff, and the big moving has been carried out.
They moved for the second time...can you imagine how hard to move the letterpress or other old printing equipment ?! A dizzy hard.
There were a bunch of freight to store which easily overwhelmed my idea... See you in next post!




6.18.2011

megropress meets Melbourne -MMoP 1


少し前に、オーストラリアに訪れた。
友人の結婚式のために訪れることになったのだけど、せっかくなので、
この国のレタープレスの現場をみてみたくって、Melbourneを訪ねた。
オーストラリアには、BrisbaneにあるBespoke PressをやThe Hungry Workshopなど、大好きなレタープレススタジオがいくつかある。
Brisbaneまで訪ねてみたかったけれど、時間があまりなかったので、
友人ゆかりの地のMelbourneに絞り、2件訪ねることにした。

引っ越してオープン準備中の建物内にあるスタジオスペース
The studio of "New" MMoP, Melbourne

まずは、Melbourne Museum of Printing(MMoP)。
現在引っ越し中とのことで、一般営業はしてなかったのだけど、
アポをとっていってみることに。
MMOPは、Michael Isaachsen氏による個人経営のミュージアム。
幼い頃活版印刷と出会い、活字鋳造に惚れ込んでしまった超ギークな氏が、
長年に渡り(定年退職後にさらに拍車がかかり)買い集めた
活字鋳造機や印刷機、活字、母型などの膨大なコレクションがある。
ほんとうにすごくて、ここまでの量をひとところでみれるのは
世界中にここだけなんじゃないのか、と思うほど。

でも実は、はじめ、ここへ訪ねるかどうか悩んでいた。
公式Webサイトはとっても今風ではなく、実態がわかりかねる感じだったから。
でも、当時は、mmop.orgというサイトがもうひとつ存在していて、
新しいロゴもあるし、こんなブローシュアもissuuでつくられていたし、
確実に若者の手を借りてリニューアルしつつある、というライブな様子を感じ、
安心していくことにしたのだった。

でも実際に行ってみると、若い人はおらず、70代のMichaelさんと
4名のボランティアのおじさん達が、重い道具を移動させながら、
ミュージアムの移設作業に汗を流していた...続く。



I came to Australia several weeks ago for attending my friend's wedding.
The bride-to-be recommended me to visit Melbourne if I wanted to go the letterpress studios.
I know there are nice letterpress studios here in Australia, such as Bespoke Press in Brisbane.
I wanted to to see them but no time to go around this time...then I decided to focus on Melbourne.
Here is the post about two destinations related letterpress printing in Melbourne.

The one is Melbourne Museum of Printing (MMoP).
It was founded in 1977 as Australian Type Company by Michael Isaachsen, then they changed in to a museum. It is amazing their "the world's most comprehensive collections of artifacts and documents relating to the craft and business of printing". It is really massive... At the same time, they are the the last firm could cast and sell types in Australia. They also provided various programs such as hands-on printing workshop for visitors.
Now there are no public access because of the big moving, so I took an appointment to visit.

To be honestly, I wondered if I should go or not at first. I couldn't imagine how is the museum like from the website,
because their web site was in very old style and less pictures.
But, I was so curious what is going on there when I found another web site, mmop.org/ (it's no more existed). It seemed to be designed by the young designers and looked so lively, and with new logo and new brochure.
I thought for sure the young people joined the Museum to revive and the Museum in the transition period right now...and then?

6.16.2011

the 90th birthday


90歳のお誕生日パーティーの招待状が届きました。
この写真は彼女の若い頃のお写真。もちろん本当のおばあちゃんではないのだけど、
家族で親しくしているアメリカ人のおばあちゃん。
この間会ったときも、クルマで近所に乗っけていってくれたり、
ごはんをつくってくれたり・・・とても元気でした。
私たちを愛してくれている、地図の大好きなおばあちゃんです。
10月のある日、様々な国から家族や友人がおばあちゃんのために集まります。
なんて素敵なことなんだろう!
無事にこの日を迎えられることを祈らずにはいられない。

This is the save the date card from our close friends lives in California.
The lady in the picture is turning 90 in this October! She is amazing! and so sweet...
She loves family and friends, talking, driving her old car, and collecting and seeing maps.
It'll become one of the most exciting family events ever! I can't wait for seeing all the family member's faces at Fresno in October 2011.

6.08.2011

pick up | tie, tie, bow tie

もうすぐ父の日です。
最近のネクタイはものすごくかわいい。蝶ネクタイはあこがれちゃうなぁ。

ties from The Hill-Side
(image from woodland and shop)
ties from J.A. Christensen Maker
(image from J.A. Christensen's blog)
ties from GOOD HEAVENS
(image from GOOD HEAVENS)




bow tie from FORAGE
(image from Something Hiding Here)
 
bow tie from FORAGE
(image from FORAGE)
Double sided bow tie from Paukstukai
(image from poppy talk)

6.03.2011

National Stationery Show 2011

今年も5月にNew Yorkで行われた、National Stationery Show
今年も現地に行くことはできませんでしたが、
Heartfish PressのHijiriさんも初出展するなどもあり
ワクワクしながら様子をみていました。
いくつかのサイトでレポートがあがっていますが、
6月に入り、記事も出きった頃なので、megropressの気になったものをご紹介。
今年は、個人的大好きなネオンカラーの作品が多く出ていたのが印象的でした。

Alphabet Greeting Cards from Heartfish Press
(image from Heartfish Press Blog)

Studio Slo Mo
(image from Design Sponge)
giLaH Press + Design
(image from Design Sponge)
printerette press
(image from Oh! So Beautiful Paper)

Fig. 2 DESIGN STUDIO
(image from Oh! So Beautiful Paper)
Yellow Owl Workshop
(image from Oh! So Beautiful Paper)

6.02.2011

looking back : May 2011

2011年も梅雨入りしました。
megropressの5月は、たくさん出かけておりました。
5月の日差しを思い出しつつ、梅雨の時期を楽しみながら制作を進めたいと思います。



I'm enjoying the rainy season while missing the sun of the early summer.
Those are the shots from the days in May 2011.
//1.Anemone 2011, my favorite flowers. //2-4.Organic vegetables growing in our parents farm. Looks beautiful. //3.Retro feeling breakfast set in the balcony. //4. A pancake in one morning. Yum... //5. Dots and Stripe! The cutest socks I've ever seen, Swedish Happy Socks was the birthday gift to my husband from his friends.Thank you! //6. The Cache we found in the mountains of Yatsugatake. We were so deep in this outdoor treasure hunting game always when we got to our destination in travel.